2015年12月14日更新

蒸気外輪船でゆく陽春の大河ミシシッピ 

乗船する「アメリカンクイーン号」。往時を偲ばせるノスタルジックな外観ですが、そこは現代の船でもあり、二次推進や緊急時に備えてディーゼルエンジンも搭載され、実はハイテク客船でもあります。クラシカルで高級感のある内装は雰囲気たっぷりで、お食事にも定評があり人気が高いです。客室には、数少ないバスタブ付きのキャビンをご用意しております。
サンデッキから眺める雄大なミシシッピ

アメリカ人がえも言われぬ郷愁を感じる心のふるさとミシシッピ川。『トム・ソーヤの冒険』や『風と共に去りぬ』の世界、一面の綿花畑、瀟洒なプランテーション(大農園)、南北戦争……、ミシシッピ川は長年にわたってアメリカの歴史と文化を育み続けてきました。このミシシッピ川に、憧れとロマンを抱く方は少なくないでしょう。その名の響きは、私たち日本人にも古き懐かしい時代を思い起こさせてくれます。

3月のアメリカ南部は、春の陽気を感じつつの船旅となります。ニューオリンズに比べると、メンフィスの平均気温は3度ほど低くなっています。肌寒さを感じるかもしれませんので、上着などをご用意ください。

3月5日(土)、3月19日(土)発
陽春の大河ミシシッピの船旅
船尾には幅約9メートル、直径約8.5メートルの外輪が取り付けられています。これが蒸気エンジンのピストン運動によって回転し、船が推進します。

ノスタルジックな外輪蒸気客船
1995年に建造された「アメリカンクイーン号」

本船が建造されたのは1995年ですが、2012年にアメリカン・スチーム・ボート・カンパニーによって現在の姿に改装されました。

社名からわかるように、この船は蒸気で駆動する「スチーム・ボート」です。19世紀、ミシシッピ川は中西部と南部を結ぶ大動脈でしたが、そこを1000隻以上のスチーム・ボートが行き交っていました。アメリカン・クイーンは時を経て蘇った蒸気船なのです。

アメリカにはアンテベラム(南北戦争前の時期)という懐古的な言葉がありますが、まさに往時の古き良き雰囲気を体現した船といえるでしょう。
左:ラグジュアリーなアメリカンクイーン号のメインダイニング 右:19世紀を彷彿とさせる船内
【内装】
そのクラシカルな装いは外観だけでなく、内装にも見られます。蒸気船が船の主役だった150年前のアメリカがそこに再現されています。

パズルなども置かれたジェントルマン用カードルームがあったり、『風と共に去りぬ』を彷彿とさせるような女性用のパーラー(お茶や軽食を楽しむサロン)があったりするほか、ランプをはじめインテリアも昔懐かしいような雰囲気。アメリカ政府から「歴史的ホテル」の指定建造物になっているというのもうなづけます。

読書するにも最適な「マーク・トゥエイン ギャラリー」というのもありますが、このアメリカン・クイーンの旅を通して、『トム・ソーヤの冒険』をはじめ昔読んで、見た、名作・名画の中に入り込んでしまったような、そんな体験を味わっていただけることでしょう。

【お部屋】
客室には、バスタブ、シャワー付きで約18平方メートルあり、のんびりお寛ぎいただけるデラックスウィンドウ・キャビンをご用意しました。
(通常ヨーロッパの川船は11平方メートルが標準。外洋船の標準である17平方メートルと比べても勝っています)。​

高級客船でありながらカジュアルな服装でお過ごしいただけるのもうれしい点です。

【食事】
気になる食事ですが、南部はフランスやスペインの植民地でしたが、そこへアフリカから連れてこられた黒人の文化が入り混じり、アメリカの中でも独特の食文化を育んできた地域です。

日本でも知られる炊き込みご飯「ジャンバラヤ」や、香辛料の効いた「ガンボ」というオクラのスープ、ナマズのフライなど地元の素材を使った南部料理の数々をはじめ、3食ともお好みに応じて日替わりのチョイスメニューから選ぶことができます。

新鮮な野菜のサラダ、温野菜も供されるので野菜不足に悩まされることもありません。また船内のエンターテインメントも充実。大迫力のソウルフルな歌謡ショーなど会場は拍手喝采で盛り上がります。

味わい深い6つの寄港地
船からグレータ—・ニューオリンズ・ブリッジを望む
メンフィス ©Yuriko-Kajigaki

旅はメンフィスから始まります。人口の約6割をアフリカ系住民が占めるこの町では、黒人奴隷の魂の叫びがルーツのブルースやソウル、そしてエルヴィス・プレスリーがロックンロールの黎明期を築きました。またキング牧師が凶弾に倒れた街でもあります。路面電車を利用し、公民権運動博物館やライブハウスで賑わうビール通りの散策にご案内します。  

夕刻にメンフィスを出た船は、毎日の下船観光で計6カ所の町に立ち寄ります。南北戦争の激戦地となったヴィックスバーグ、1860年代に隆盛を極めた綿花栽培の集積地として「アメリカで最も裕福な街」と呼ばれたナッチェス、「英国風ルイジアナ」という別名を持つセント・フラン・シスヴィル、ルイジアナの州都バトンルージュ、アメリカ南部最大級のノットウェー・プランテーションなど、多彩な訪問地をそろえました。デッキから見る曲がりくねった雄大な大河の流れをはじめ、アメリカ南部らしい風景をお楽しみいただきます。  

そして船は終点のニューオリンズへ。歩いて観光できるサイズの旧市街には、華麗な装飾が施されたバルコニーを持つ、スペイン・フランス時代の豪奢な建物が立ち並びます。あちこちから聞こえるジャズの調べがノスタルジックな雰囲気を誘う魅力的な街です。夜はぜひライブハウスやバーに繰り出し、ジャズを楽しみましょう。南部の旅を最後に絶妙に締めてくれる街での連泊をお楽しみください。

3月5日(土)、3月19日(土)発
陽春の大河ミシシッピの船旅
締めくくりはニューオリンズに2泊
植松祐太(東京支店)
【最新レポート】 11月20日(金)発 12月2日(水)着
「秋の大河ミシシッピの船旅」から帰国した植松社員(東京支店)より、最新レポートが届きました。 


31州をも流域に含む、アメリカの「父なる大河」ミシシッピ。蒸気外輪船に乗り、メンフィスからニューオリンズまで7泊8日かけてのんびり下るリバークルーズに添乗してまいりました。

150年前の姿をした本格的な蒸気外輪船クルーズは、地球上で唯一といえるでしょう。スタッフも皆フレンドリーで、アメリカらしいおもてなしで迎えてくれます。

途中の下船観光地は小さいながらも個性的な町々やプランテーションで、アメリカ南部ならではの見どころでした。

そこには『風と共に去りぬ』の世界や、華やかな日々の記憶が刻まれています。この旅を通じて、あらためて「南部を知らずしてアメリカは語れない」と確信させられました。南北戦争の歴史では、南部は奴隷制を維持せんとする悪役のように語られることも多いですが、一方では「アメリカ人のゆりかご」のような地域で、白人と黒人が対立しながらも融合して多様な文化を生み出してきました。

それが今ではミシシッピの流れのように北東部や西部にまで波及し、今日のアメリカを形成しています。例えば音楽だけとっても、メンフィスはエルビス・プレスリーやブルースの故郷です。ニューオリンズは言わずと知れたジャズ発祥の地。それらが人の流れとともにシカゴやニューヨークへ伝わり、よりモダンに発展していきました。 ノスタルジックでクラシックなここだけの旅、ぜひ体感してみませんか。

3月5日(土)、3月19日(土)発
陽春の大河ミシシッピの船旅
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