2016年2月9日更新

【今、注目の訪問地】ブリヤート共和国ってご存じですか?

往時の華やかさを彷彿とさせる建築が残るイルクーツク
ロシアのイルクーツクを中心に運航しているアンガラ航空が、夏季に4出発日だけ成田・関空に就航します。ワールド航空では今夏この便を押さえ、イルクーツクあるいはウランウデ直行便を使ったユニークな旅を発表します。

通常イルクーツクまでは、ウラジオストクまで約3時間、そこから乗り継いで約6時間、待ち時間も入れると11時間近くかかります。それを、直行便を利用して約5時間で行けてしまう、というのがこのツアーのポイントです。



シベリアの「パリ」と「真珠」へ  

東シベリアのイルクーツクは古くから通商の要衝であり、経済、文化の中心として栄えてきました。アントン・チェーホフがその美しさを称えて呼んだ「シベリアのパリ」の面影は今も息づいています。帝政時代には貴族や知識人の流刑地になり、彼らがこの極東の地にサンクト・ペテルブルクやモスクワの華やかな都市文化を持ち込み、花開かせたのでした。

近年は整備も進み、目抜き通りのカール・マルクス通りにはカフェやショップが軒を連ね、「オールド・イルクーツク」と呼ばれる、ロシ アらしい木造家屋を復元した地区も名所になっています。  

このツアーでは直行便(※)でイルクーツクに入り、連泊します。お泊まりは中心部を流れるアンガラ川にほど近い「コート ヤード・マリオット」。ソ連時代に建設されたホテルが多いなか、2011年に完成した国際ホテルチェーンの際立つ存在です。街の散策にも便利なこのホテルを基点に、東シベリアで最も古く、18世紀初頭に建造された石造教会、スパスカヤ教会や、ズナメンスキー修道院などへ出かけます。後者はサンクト・ペテルブルクの青銅の騎士像が立つ広場(現・元老院広場、旧・デカブリスト広場)で乱を起こしたデカブリスト、農奴制廃止を訴え立ち上がった貴族の士官たちが眠る場所でもあります。イルクーツクに流された彼らが、今につながるこの街の礎を築いたのでした。  
バイカル湖畔を走るシベリア鉄道に乗車します。ウラン・ウデ~イルクーツク間は車窓風景が最も素晴らしい
 
世界無形文化遺産、ロシア正教の古儀式文化を守セメイスキエ派の人々の歌も鑑賞します。
そしてその近郊にある最大の見どころが、アンガラ川を水中翼船で進み訪ねるバイカル湖です。世界で最も古いとも深いとも、また透明度が高いともいわれる「シベリアの真珠」。

一度はこの目で見てみたい世界の景勝地のひとつです。琵琶湖の約46倍のその巨大な湖は生物の宝庫でもあり、淡水で生息できる唯一のアザラシなどの固有種も数多く見られます。バイカル湖でしか食べられないサケ科のオームリもぜひ味わってください。

※出発日によってウランウデ直行便となり、訪問順序が異なります。


シベリア鉄道に乗って、チベット仏教の国へ  
ロシアのチベット仏教の総本山、イヴォルギンスキー・ダツァン
 
ロシアとは思えない光景です
広大なバイカル湖はイルクーツク州とブリヤート共和国、旧チタ州に囲まれています。このツアーではそのひとつ、ブリヤート共和国へ足を延ばします。イルクーツクとはシベリア鉄道で結ばれ、私たちもそれを交通手段に。1904年に全線が開通したシベリア鉄道はロシアの大動脈であるとともに、極東と欧州をつなぐ特別な道でもありました。与謝野晶子や林芙美子から1960年代の小田実まで数多くの日本の若者が夢を抱いてこの列車に乗り、ヨーロッパを目指しました。  

全線に乗車すると一週間の鉄道泊となるこの列車、なかでも車窓の美しいハイライト区間といわれるのがバイカル湖岸線です。ツアーではまさしくこの湖岸線をブリヤート(もしくはイルクーツク)を目指して日中7~8時間ほどかけて走り抜けていきますので、ぜひお楽しみください。  

到着するのはブリヤートの首都ウランウデです。まだまだ旅先に認知されておらず、耳に馴染みのない国ですが、実に興味深いところです。地図を開いてブリヤートから南へ目を移せばすぐそこにウランバートルの名を見つけることができるように、この地はかつてモンゴルの一部でした。そしてカルムイク、トゥヴァと並び、ロシアに3つある、チベット仏教徒が多く暮らす共和国のひとつです。なかでもブリヤート共和国には、ロシアにおけるチベット仏教の総本山的存在、イヴォルギンスキー・ダツァンという寺院があります。100人を超える僧侶が修行しているというこの広い寺院を訪ねると、参拝にやってきたマニ 車を回す人々に出会うことでしょう。ちょっとロシアとは思えない光景です。

ブリヤート共和国と日本人  
岩田守弘さんが芸術監督を務める、ウランウデの国立歌劇場
ブリヤートは馴染みがないと書きましたが、実は日本人バイカル湖畔起源説というのが唱えられています。日本人とブリヤート人は遺伝子的に近く、日本人のルーツがバイカル湖畔にあるとするものです。確かに彼らは日本人にそっくりの顔だちをしていて、立ち振る舞いもどこか日本人と似ていて、自然と親近感がわいてきます。

ブリヤートと日本をつなぐのはこれだけではありません。ウランウデでは今ひとりの日本人が活躍しています。ボリショイ劇場の元ソリスト、岩田守弘さんがその人で、2012年よりブリヤート共和国の国立歌劇場バレエ団芸術監督に就任されています。最近ではテレビコマーシャルに出演されているのでご覧になった方もいるでしょう。その就任の際に岩田さんの頭にあったひとつが、街の人が「壊れることがない」と信頼を寄せているその歌劇場の存在です。

歌劇場はかつて日本人の抑留者が建設したものでした。岩田さんはそこで働くことに思いを寄せたのです。ワールド航空では歌劇場に連絡を取り、内部見学を快諾いただきましたのでお楽しみに。  

5日間と短い旅ですが、街並み、景勝、鉄道、仏教文化と、ユニークな見どころや体験が満載です。さらに18世紀にイルクーツクに辿り着いた大黒屋光太夫をはじめシベリア鉄道でもウランウデでも、行く先々に日本人の足跡が残されています。彼らに、そしてバイカル湖からやってきたかもしれない日本人の“旅”に思いを馳せながら過ごせば、この旅はまたいっそうの趣を湛えます。


チャーター直行便で行く
ブリヤート共和国とシベリア鉄道・バイカル湖の旅
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