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小さなプラスアルファの大切さを学ぶ |
(東京支店)
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「最近になって人とのかかわりの大切さや、お客様に喜んでいただける旅の仕事のおもしろさがわかるようになってきた。」添乗や営業を通じて得たひとつひとつの経験が佐藤社員の成長を促し、そう言わせているにちがいない。
昨年、紅葉のカナダの旅にご案内したときのこと。イースタンタウンシップスは紅葉の美しい町として知られているが、ただバスで普通に巡っただけではもうひとつおもしろくない。そこでドライバーに相談したところ、いろいろと探してくれ、農道のような小道にバスを乗り入れてくれた。そこは、道は細いが色づいた木々の葉が覆いかぶさり、まるで紅葉のトンネルの中を行くよう。ゆっくり美しい景色を楽しみながら、さらに奥の方に行くと古びた小屋があった。たまたまそばに持ち主がいて聞くと、以前メープルシロップを作っていたシュガーシャックだという。親切な持ち主はお客様を小屋の中に招じ入れ、シロップ作りの道具立てを見せてくれたり、作り方まで説明してくれた。お客様も大喜び。幸運が重なったとはいえ、自分がした小さなプラスアルファがこんなにもお客様を喜ばせる。ちょっとキツネにつままれたような感じもしたが、佐藤社員にとっては目からウロコが落ちたような鮮烈な体験となった。
ノルウェーのハダンゲルフィヨルドでは、バスの中からフィヨルドの美しい様子をご覧いただいていたが、ちょっとひらめいて、グリーグのペールギュントのCDをかけてみた。シチュエーションとタイミングがばっちりだったのか、これが想像以上に大好評。お客様の中には、ここでペールギュントを聴ければいいなあ、と思っていた矢先だったのでびっくりした、と佐藤社員の手を取って喜んでくれた方もいた。
大学生の頃、1年間休学。半年かけて中国からモンゴル、チベット、ネパール、インド、パキスタン、アフガニスタン、イラン、トルコをひとりで旅した。ヒマラヤの山並みの美しさに感動し、旅のおもしろさ、素晴らしさにこのとき初めて目覚めたという。いつもうまくいくことばかりではない。添乗も営業もまだまだというが、これからも小さなプラスアルファと心遣いを大切にして、お客様の心に残るような旅のお手伝いをしていきたい、と話してくれた。
Q.休みの日は何を?
時間が取れれば、山登りに行きます。本格的な登山ではありませんが、最近は富士山、北アルプスの剣岳、四国の石鎚山に登りました。それから知床岬の突端で友人たちとテントを張って……なんてことも。楽しいですよ。それ以外は本を読んだり、バイクでツーリングに出かけたりしています。
Q.学生時代の思い出は?
やはり半年かけて旅をしたことですね。なかでもチベット、ネパール、パキスタンで見たヒマラヤの山の美しさに感動しました。もともと自然は好きですが、峠から見たヒマラヤの山並みの美しさは今でも目に焼きついています。
【帰国レポート】
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