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小黒 杏子
  小黒 杏子
  お客様の夢の時間を笑顔で
(東京支店
 4人兄弟の3番目、多いときには3世代10人の大家族のなかで育ったせいか、はち切れんばかりの明るさが持ち味だ。現在はクルーズチームに所属し、もっぱら船旅の添乗に出かけているが、彼女の添乗を楽しみにしているお客様も多い。

 終日クルーズという日もあり、船内で過ごすことになるが、それだけにお客さまと添乗員の距離は近い。客船には一流の食事に華やかなショー、ダンスにカジ ノと旅人を飽きさせないエンタテインメントも豊富に用意されている。お客様の夢の時間はあっという間に過ぎ、深更に及ぶこともしばしば。お客様のこの貴重 な時間を大切にすることが、船旅添乗員の基本中の基本。疲れた顔など見せていられない。とにかく自分が元気でいること、常に明るく笑ってお客様と接し、楽 しさを共有することが、いちばん大事なんじゃないかと思うようになった。

 天性の明るさに加え、人好きな性格でもある。もともと接客業が希望で、大学では4年間ポルトガル語を学んだこともあり、この世界に飛び込んだ。小学校の卒業文集に書いた「世界を飛び回る自分」を見事に実現し、今は、仕事がおもしろくてしかたがないといった様子。

 そのポルトガルには相当の思い入れがあるようで、ポルトガルの、それもごく普通の商店のおじさんやおばちゃんが使う言葉の響きや、素っ気ないけど温かみ のある人柄がたまらなく好きなのだそうだ。何かお願いすると最初はちょっと面倒くさそうにしているけど、最後は親身になってやってくれる、そこが好いそう だ。もっと勉強してポルトガルのことなら誰にも負けない存在になりたい、と強気な一面も覗かせた。

 そんな小黒社員が今思うことは、お客様からもっと多くのことを学び、自分の将来の糧にしたいということ。ワールド航空の場合、豊富な人生経験を持つ教養 豊かなお客様が実に多い。普通の会社員をしていれば、こうしたお客様と接する機会はそう多くはない。それだけに、今この瞬間を大切にしたいという。これか らの小黒社員の成長がますます楽しみだ。

 Q.趣味は?

 A.北海道の旭川市出身で、3歳でバイオリン、4歳でピアノを学び始めた。中学生の頃、バイオリンで市民オーケストラに選抜されたほどの腕前。今は、休みのときに、家でバイオリンを弾く程度。ぜひ一度聴いてみたいものだ。

 Q.将来の夢は?

 A.「結婚してお母さんになるのが夢」と即座に答えてくれた。もともと大家族で育ったので、賑やかで明るい家庭に憧れがある。仕事も続けたいそうで、とにかくエネルギッシュな小黒社員だった。

【帰国レポート】



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