「謹厳実直を絵に描いたような社員」というのが、上司である福森所長の評。実際、インタビューでもひと言ひと言丁寧な受け答えが目立つ。そんな金崎社員の人柄がよく出ているエピソードがある。
学生時代、イギリスに留学していたが、その頃、ちょっとした縁があって車椅子の人のグループ旅行のお世話をした。20数名の方々とパリへ。好意でお手伝
いしたことではあったが、参加者のあまりの喜びように大きな感銘を受けたという。楽しい海外旅行ではあるが、不案内な土地でのこと、彼の気配りや心遣いが
参加者にとってどれほど心強かったことか。彼の誠実な人柄が参加者の心を打ったのは間違いないが、彼もまた同時に人のお世話をすることの喜びや素晴らしさ
をこのときすでに感じ取っていたのかもしれない。
お客様から、「このツアーに参加してよかった! そうおっしゃっていただくことが一番の喜び」と語る金崎社員。その誠実な仕事ぶりは添乗でも大いに発揮
されている。とりわけ心がけているのが、お客様ひとりひとりに必ず思い出に残るワンシーンを提供できるようにすること。たとえば、夕食が終わってのホテル
への帰り道、夜景の美しいところがあれば、少し遠回りしてでもご案内する。カンボジアで田園風景の中に高床式住居が目に入ってきたときは、バスを停めて家
の中を見せてもらえるようにしたり、ベトナムや中国などではお客様が人力車に乗っている写真を撮ってさしあげて旅の思い出としていただいたり。こうした小
さいことの積み重ねが、次の添乗、そしてお客様のさらなるご参加に必ずつながると金崎社員は考えている。
彼が勤務する仙台営業所は3人の所帯である。営業から添乗、そして事務までと何でもやらないと仕事が回っていかない。営業はバイクに乗って仙台市内のお
客様の元を駆け回っている。とにかくお客様とじかに接してお話をすること、そしてお客様に喜ばれる良い添乗をすること、愚直に見えてもこの2つのことを誠
実にやっていけば、道は開ける、とそう語る金崎社員だった。 Q.好きな国や地域は?
A.「インド」と即座に答えが返ってきた。理由は文化の多様性と非日常的な光景に出会えるから。そして富める人と貧しい人が混在する社会は世界の縮図を感じさせるとも。もちろん未知なる部分が多くあることも魅力です、と熱く語ってくれた。
Q.趣味は?
A.プライベートでは昨年3月に結婚した。とにかく体を動かすのが好きなそうで、休みの日には人工壁を登るインドアクライミングやバレーボール、そしてインラインスケートという4車輪のスケートで公園を走るなど多彩だ。
【帰国レポート】
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