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それまでの中欧・アフリカ地域担当から、2010年11月に北中南米・オセアニア担当になった。まだまだ知らないことも多く、「歴史や文化、あるいは町や人々の暮らし、そうしたこの地ならではの魅力をお客様にきちっとご説明ができるように猛勉強中です」と笑って答えてくれた。
添乗の際には、常に笑顔を絶やさないように心がけている。もともと旅の仕事を選んだのも、人と接するのが大好きで、人生の大先輩であるお客様からいろいろと話を聞けたり、旅先でのドライバーやガイドといった外国の人々と一緒に仕事ができる、こんな仕事はほかにない、そこに一番の魅力を感じたからだ。そして旅先でお客様の喜ばれる顔を見たときほど、添乗というこの仕事に醍醐味を感じることはない、という。「お客様にはせっかくの旅をおもしろく有意義に過ごしていただきたい。そのためには、とにかく添乗員は常に笑顔でいなければならない」というのが、原社員が辿り着いたひとつの結論である。
サハラ砂漠を赤く染めた夕日が沈み、多くの観光客が引き上げた後の静けさの中で、目を閉じて五感でサハラの風を感じていただいた。目を開けたとき、ふっと誰からともなく心地よい笑い声が起こった。夕食後の夜10時頃、ニューヨークはロックフェラーセンタービルの屋上から見る摩天楼の圧巻の夜景には、溢れんばかりの笑顔、笑顔。お客様同士の会話も弾む。添乗員だからこそ、そんな素敵な時間をご案内できるのだ。
もうひとつ原社員が肝に銘じているのが、最初の配属先の尊敬する大先輩であり、藤沢営業所長でもある篠原から教わった「旅は世界平和に貢献する仕事、その誇りを持って仕事をしなさい」という言葉だ。現地のドライバーやガイドとの相互理解、協力もあって初めて感動的な旅をお客様に提供できる。ひとつひとつは小さなことであっても、こうした感動的な旅の積み重ねが、大きくいえば国際交流を下支えして世界平和につながっていくのではないか。添乗員はそういうすごさ、深さを持った旅のツアーリーダーであることを?み締めながら、これからも一生懸命取り組んでいきたい、と最後に力強く話してくれた。
Q.学生時代は何を?
学生時代は写真部に所属していて、毎日のようにカメラを提げて、街行く人々や風景を撮っていました。モノクロのフィルム写真が好きで、今のデジタルカメラでの撮影はちょっと。現像や紙焼きも自分でやるんですよ。今でも時々、使い込んだ古い一眼レフを持って撮影に出かけています。
Q.勉強のほうは?
勉強のほうはちょっと。でも大学2年次が終わり、当時の夢であった羊飼いになるために、ニュージーランドへ行ったのは貴重な体験でした。その頃は冗談ではなく本気で羊飼いになりたい、と思っていたんですよ。それはともかく牧場での半年ほどの仕事を通じて、動植物がいる自然環境があってこそ人は生きられるという、当たり前のことを、身をもって体験できたのは本当によかったと思います。
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【帰国レポート】
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